「ミツバチの羽音と地球の回転」at世田谷ものづくり学校チャリティー上映会
主催 空間の感触 代表のYです。
今回は世田谷区に住む子供をもつ
３０代から４０代が中心となりプロジェクトをすすめています。
「空間の感触」としてこれまでは、
不特定多数の子供たちとその親
（子供イベントのときは「クウカンノカンショク」としています）が集まり、
空の下で火と水を使って色と遊ぶようなイベントやワークショップ、
私のライフワークである草木染などを中心に開催してきました。
自分たちで火をおこし、
その火で植物を煮出し、
自然から色をもらいます。
だいたい一つの焚き火で、染物をし、子供たちのお昼を作り、
染めたものを干している間好きに遊ぶ。
キャンドルを作ったり、大型ペイントをしたり。
今回、「ミツバチの羽音と地球の回転」の上映を決めたのは、
震災後、
自分たちそして一人一人が意思をしっかり持ち結びあうことで、
動かせることがあるのではないか、と強く思い願う気持ちからです。
世田谷区の母たちも皆、日々原発や放射能を考え
それぞれが多かれ少なかれ悩み過ごしているのに、
声にだせない人が大多数です。
そんな人たちとこの映画を観ることにより
タブーという壁をとっぱらって話し合えるようにしたいと思っています。
そして他の区や市と連携をとり、都へ。
呼びかけは都内でデモ活動を続けてる友人たちにも、
これから子を持つかもしれない２０代の人たちにも。
小さな羽音が集まって大きなものを回転させていくように。
子供たちのその子供たちの永遠に続く環のためにも。
素晴らしい地球の自然のためにも。
私たちは、まだまだこのような活動に不慣れです。
近所のおば様に、原発や放射能に興味がない、とはっきり言われて傷ついたり（笑）、
良い企画だね、応援するよ と言われて気合が入ったり。
正直にいいますと、私は原発は要らない、とはっきり思っています。
でも、興味がない、そんな人にも少しでも気にかけてもらえるよう
（それが結局将来原発をなくすために重要だと思うので）、
やわらかくやわらかく、広げていきたいのです。
子供の被爆などの急速な対応が絶対必要な部分は、そうもいっていられませんが。
簡単ですが、こんな感じで取りくんでいます。
宜しくお願いいたします。
